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2018/03/14

学生と採用担当者に向けたメッセージ

学生の方、採用担当者の方へ

学生の方へ、採用担当者の方へ、大事なメッセージがあります。

わかること

  • ・学生は違和感を大事にしてほしい
  • ・インターンシップに対する考え方
  • ・企業の担当者の方へ

ゲスト:株式会社サイバーエージェント 採用育成本部 新卒採用責任者 小澤政生氏
聞き手:株式会社LeaGLO 代表 採用ブランディング・ディレクター 上田浩史氏

 


上田:では最後の3つ目のご質問ですが、今年19採用で小澤さん、今までにない取り組みをされていらっしゃると思いますが、今の学生たちと、そして両方とも視聴者の方々いらっしゃると思うので、今の学生たちに伝えたいと思うことと、人事の方にいろいろなご相談も来ると思うので対学生向けのワンポイントアドバイスと、人事の方々に対する今までの自分のご経験も含めてこういうような採用のあり方とか人事のあり方が大事ではないでしょうかというメッセージというか。大事にしていることをお聞かせいただけたらと思います。
 
【学生は違和感を大事にしてほしい(00:57~)】

小澤:私が一番最近の学生さんに思うのは、違和感を大事にしてほしいというメッセージなのですが、売り手市場と言われてきて、学生さんも10年前だと1社2社にインターン行っている人が普通、3社行っているとすごいという時代だったのが、今普通に5社10社行っている学生さんが当たり前になっていて。そうすると一方で2社しか行っていない私ダメなのかもしれない、とか。実際にその学生さんとお話のなかであるのは、スケジュールが埋まっていないからすごく焦るとかですね、真っ黒になっている山田君がいるなかで私は白紙ばかりなので就活うまくいっていないかも、と、そういう。
 
上田:表面的なところの不安が。
 
小澤:就活がタスク化していると感じていまして、情報をたくさん持って選択肢をたくさん拾うことはもちろん大事なことですが、拾わなければいけない、拾えていない自分はいけていないというちょっと曲がった形の解釈になりつつある学生さん増えていると思うので、私が伝えたいのは違和感を大事にしてほしいということです。最終的に行く会社は、会社も欲しい、本人も行きたい、その会社を1個見つけることなので100社受けることがえらいわけではないですし、3社しか受けなかったけれどこのうちの1社決まりました。これも全然就活としてはハッピーなことなので。周りの人がやっていることをやらないと不安というのは、気持ちとしてはすごく分かりますが、自分はどうしたいの、あなたはどうしたいんですか、ということを大事にしてほしいことと、みんながこうしているからこうしなきゃみたいな、レールから脱線しているようなイメージになって、無理やりレールを戻そうとしているときに一回自分がそこになにか違和感がないか。ここはすごく大事にしてほしいと思っています。
 
上田:今小澤さん言って頂いた違和感、私も感じていまして。インターンの目的って何だ、ということだと思うんです。改めて、インターンシップは企業を知っていくこともそうですが、就職活動というのは自分の自己実現をするための晴れ舞台選びだというような話をよくするのですが、その晴れ舞台を自分の人生の自己実現を、自己実現にはもちろん自分の夢のfor meの部分と志のfor youの部分両方あるんですけどそこを選ぶにあたって、自分はどういうふうな、なにが向いていて何が得意で自分は何をしたいのか、そこを見つけるためのもので、本質的なものがあるのかな。と。今おっしゃる違和感というのは、就職のためのインターンシップになっていることが、すごい違和感を感じつつあります。
 

【インターンシップに対する考え方(04:02~)】

小澤:そのあたりは企業側にも責任は一部あると思っていて、やはり手法によったインターンも増えているのは事実としてあると思っていて。言い方もしかしたら語弊があるかもしれませんが、客寄せパンダ的なインターンは増えている実感が学生もあって、そういったところの実態をしっかり伝えていく。そういう意味で、今世の中では短期のワンデイインターンがものすごく増えていて、たぶん過去最高だと思うのですが、サイバーエージェントでは逆にワンデイインターンを減らして長期のインターンをすごく増やしました。背景としてはサイバーのいいところはもちろん知ってほしいですけど、働いてみて本人が違和感を思うところとか、あれって思うところとか、場合によっては長期で働いているとこれだけのプロダクト数があると、インターン中にそのプロダクトの撤退が決まることもあるんですよね。
 
上田:ポジティブなところだけではなくて。
 
小澤:そういうリアルなところも含めてしっかりみてもらって、それでもサイバーに行きたいとか、あとは会社の透明度があがったという方々がやはり増えている事実があるので、我々としてはやはり1dayインターンは設計が難しいと思いますが、現状我々がやっちゃうとウェルカムパーティ兼フェルアルパーティみたいになってしまうのでなんか違うよねという話をして、それよりはサイブラリーでしっかり質の高いベースの情報伝えたうえで働きにきてもらったほうが本質的だよね、正しい就活の一つだよね。と思います。
 
上田:最後に採用担当者の方々に6年やってきている中で、最近ベンチャー企業でも若手の人事の方が多いので、企業さんはだいたい人事の方々は2年3年で変わられるなかで、日々トライ&エラーでやりながらいい学生さんたち、未来の同志を採用しようと頑張っていらっしゃると思うのです、そんな人事担当者の方々に小澤さんとして伝えたいメッセ―ジがあれば。
 
【企業の担当者の方へ(06:32~)】

小澤:たいそうなことは言えませんが、私も突然採用やってみないかがきっかけだったので本当に右も左も分からないことで、いまだに分からないこといっぱいあるのですが、私自身がすごく採用の仕事をしていくなかで救われたというか、苦しいときに立ち直るポイントが1個あって。上司のサヤマから言われたことですが、滑ってもいいからぜんぶやってと言われたんです。意外とその採用の人事は上田さんがおっしゃったとおり2年とかいろいろなキャリアを積むうえでの一期間としてされる会社の人事の方が多いと思うので、割と2年はあっという間です。どれだけすべってもいいから全部やるかをものすごく大事で私もすべりまくりながらいろいろな採用をやっていくなかで学生の声を拾って、あのイベントはいけていないとか、あのイベントは絶対ああなると思っていましたとか、時には辛辣なアドバイスをいただきながらいい採用とはなんだろうという答えがない物に対して常に追いかけていかなければいけない。とにかくすべってもいいから全部やることがすごく大事だなということと、あとは普段からやはり井の中の蛙になりがちなんですよね。採用人事って。自社のことはすごく詳しいけれどマーケットのことがついつい分からなくなったとか、全然違う業界はどうなっているのかとか、アンテナを張らなくなってしまうので。むしろ自分と逆の業界にしっかりアンテナを張って、情報を浴びるような仕組みをつくることがすごく大事。ツイッターとかFacebookとか他の会社さんもすごく採用方法に力を入れているので、私は基本的に気になった人が働いている会社や気になるであろう業界とか、例えば日経とか、いろいろなビジネス書籍にでてきた会社とかは基本的に全部フォローしています。
 
上田:小澤さんでも情報収集しているのですね。
 
小澤:サイバーのいわゆる競合他社さんの動きはもちろんそうですが、もしかしたらこの会社、今は全く競合ではないけれど5年後10年後に競合になるかもしれない、むしろパートナーになるかもしれないというところがどこなのかを自分の中で見立てを持っておくことが大事だと思います。
 
上田:非常に勉強になりました。やはり自分達のことだけでなく、競合も含めた他社の取り組みもしっかりと見に行くことが一点。あとはチャレンジをしていく。すべても、というところでいくともちろん会社としての器の大きさもあると思いますが、人事の方々がチャレンジして輝いている。その姿がしっかり学生に届いていくという。人事の方々が輝かないと、チャレンジしていないと学生にチャレンジしろとは言えないですね。分かりましたありがとうございます。
では最後の最後ですが、小澤さんにとって採用とは。
 
小澤:難しいですね。やってもやっても答えが見つからないけれど、すごくワクワクするものというか。今だとライフワークだと思っていて天職だと思っていまして、採用って大体2年ぐらいで変わるものじゃんとか、変わった方がいいじゃんとか、世の中的にはそういうことを言われますが^、私は採用のプロとして今後もやっていきたいと思っていますし、一番面白いところは会社が変化していくなかでも採用はどこの会社でも絶対に必要なものなので、採りたい人材や要件は変わっていきますが答えがないなかで先を見据えながら経営陣とシンクロしながら会社を大きくするためにどうしていくか、を考えられるものすごく難しいけどものすごく面白いというか。答えが一生でない仕事だろうと思います。
 
上田:今回第3回目にゲストはサイバーエージェントの採用責任者の小澤さんに来ていただきました。本日はありがとうございました。
 

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株式会社サイバーエージェント
採用育成本部 新卒採用責任者
小澤政生さん

新卒でサイバーエージェントに入社し、営業職を経験後、人事に。採用業務を6年間担っている。

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