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2017/01/28

ライフネット生命「重い課題」を導入した理由

「重い課題」という高いハードルを

ライフネット生命保険では、採用試験への応募者に対し、解決が非常に困難な課題、その名も「重い課題」を課すという、独自の採用活動を行っています。
なぜ、「重い課題」は導入されたのでしょうか。その背景とは。

わかること

  • ・「重い課題」とは
  • ・ブラックボックスを明らかに

今回はライフネット生命保険株式会社 佐藤邦彦氏をゲストとしてお招きし、重い課題を導入した背景についてお話を伺います。
 

杉浦:皆さん、こんにちは。モザイクワーク代表、採用学研究所フェローの杉浦です。毎回様々なゲストを迎え、企業それぞれに必要な採用は何かを考えるラーニングメディア採用TV、今回のゲストはライフネット生命保険株式会社、人事総務部長の佐藤邦彦さんをお迎えしてお届けしたいと思います。佐藤さんよろしくお願いします。
 
佐藤:よろしくお願いいたします。
 
杉浦:今回、佐藤さんをお迎えいたしまして、二つの大きなテーマに沿ってお届けしたいなという風に思っております。一つがライフネット生命さんといえば何と言っても重い課題ということで、その重い課題の導入背景ですとか、導入後の効果、こういったところをぜひいろいろお聞きしたいなという風に思っております。二つ目と致しましては、新卒採用から定期育成採用への転換を図れていらっしゃるということで、このあたりのそもそも定期育成採用とは何なのか、またその狙いといったところをぜひお聞きしていきたいなという風に思っておりますので是非宜しくお願いいたします。
 
佐藤:よろしくお願いいたします。
 
【佐藤邦彦氏とは(1:19~)】

杉浦:まずは佐藤さんのご自身の自己紹介から含めてお話いただいてよろしいでしょうか。
 
佐藤:私は1999年に大学を卒業しまして、IT系のコンサルティング会社に入社しまして、実はその後にいろんなきっかけがありまして、事業会社で人事をやりたいなと思って転職をして、インターネット系の企業に入りまして8年弱人事を、採用から、育成から、あとは人事制度の運用とか、幅広く人事の仕事をやらせていただいて8年。その後に知り合いからお声掛けいただいて3年ぐらい映像系のホールディングスの人事でお仕事をしまして、2014年からライフネットで人事総務全般を見ているという状況です。
 
【ライフネット生命とは(2:21~)】

杉浦:今いらっしゃるライフネット生命さんは、もちろんご覧になられている視聴者の方もよくご存知の会社だとは思うんですけれども、今一度ライフネット生命さんについて事業概要ですとか、その辺りをご説明いただいてよろしいですか?
 
佐藤:その名の通りライフネット生命保険なので生命保険を開発して販売をしているということなので、生命保険事業というところについては多分皆さんもうよくご存知だと思うんですけれども、我々の特色としては、実は大手の生命保険さんなんかは非常に長い歴史がある中でいくと非常に新しい会社なんですね。2008年からサービスを開始しているような会社なので金融の中ではベンチャーと言われるような会社なんですね。実は我々みたいな新しい会社がこの業界でなんで存在しえたのか、みたいなところでいくと、実は売り方にちょっと特色がありまして、インターネットで販売するっていうところを我々は差別化といいますか、特徴としていますので、いわゆる大手の生命保険会社さんのように全国津々浦々に何万人という営業マンを抱えて、かなりきめ細かく営業活動をして、生命保険を販売していくっていうやり方に比べると、僕らはインターネットを使ってそこを営業マンの人件費を抑えて、その分生命保険を安く提供するっていうことを企業の理念として掲げながらサービスを開始していますので、そこが非常に大きな違いかなと。なので、今社員数も実は130名ぐらいなんですね。なので、皆さんの印象からすると「あ、そんなに少ないんですね」って言われることが結構多くて、それはなぜかというと営業マンがほとんどいないという状況かなと思います。なので、そこが特色であり、インターネットの普及って当然ながら、私はインターネット企業に居たのでわかるんですけど、90年代後半から2000年にかけて我々の生活に浸透してきて、金融の世界にまで波及してきたのと合わせて、我々の存在意義が認められて、ビジネスが立ち上げることができたというところですかね。
 
【重い課題とは(4:51~)】

杉浦:今回そんなライフネット生命さんですけれども、我々側からしますとなんといっても重い課題ということで、もうあちこちに取り上げられていて、いろんな方から聞かれていて、もう聞かれ飽きたよというところはあるかもしれないですけど、是非この採用TVでも取り上げさせていただきまして、どんどんどんどん深くお聞きしたいなと思っているんですけれども、まずは重い課題というものが、そもそもどういうものなのかっていうところと、あとその導入の背景ですね。このあたりを教えていただいてよろしいですか。
 
佐藤:重い課題って何なんですかっていう話でいくと、その名の通り非常に重い、人によっては難しいとかっていう表現でも近しいと思うんですけど、そういった課題を平等に皆さんに提示をさせていただいて、中身を見ていただいて、大変だなと思って辞めるもよし、自分の能力をどこまで通用するんだろうって言って挑戦してみるもよしっていう感じで、背景としてはインターネットでの採用がメジャーになってくる中で、ボタンひとつでエントリーができてしまうっていうようなところで、その会社のこと、その業界のことをそんなに調べずに、興味もあるんだか、ないんだかわからない状態で、とりあえずクリックしてエントリーを片っ端からしてしまうみたいな、そんな就職活動に一石を投じるっていうような意味合いもあって、あえて、そのボタンクリックを非常に重くしたという、そんなイメージですよね。なので、これだけの重い課題にチャレンジするということは、それなりに時間も使いますし、その重い課題を越えた先にどんな世界があるのかと、そこにまず行きたいと思わなければ、その重い課題に挑戦する気が起きないじゃないですか。なので、そんなものも含めて重い課題を提示させていただいて、どれぐらいの人たちがライフネットに興味をもってくれて、その高いハードルを越えてきてくれるんだろうかっていうところで、やる側としても非常に大きなチャレンジであったことには間違いないんですよね。

実は2011年からやっていますのでもう定番というか、我々としてはもう何年も同じことを続けてきているというところがあります。今でこそ、先ほど杉浦さんがおっしゃったように、ライフネットといえば重い課題の会社ですよね、みたいなことを言われるようになりましたけど、2011年当時はまだ創業してから数年しか経っていませんし、認知度も今ほど高くなかったので、なかなか知ってもらうのも大変だったんですよね。ただ幸い事業側で、いろんなメディアに取り上げられ始めていた時期なので、そのタイミングに合わせて、採用の部分でもPRをして、ライフネットのことをより多くの学生に知ってもらおうということで、どんな選考にしようかっていうことで、いろんな企画を考えた時の一つが重い課題なんですよね。幸い取り上げていただけることが結構多くて、重い課題の中身についてもいろんな方々が議論していただけるようなことがあって、幸い今に至るという感じですね。
 
杉浦:我々は重い課題という取り組みそのものも非常に衝撃を受けたんですけれども、もう一つとして選考フローごとの人数をフルオープンにされたじゃないですか、取り組みと同時に。あそこもかなり衝撃を実は受けまして、やはりこうあるべきだっていう風に、我々も非常に参考になったといいますか、学ばされた、非常に出来事でもあるんですけれども、フローごとの人数をオープンにしようという、その裏側のお考えというのはどういったものがあったんですか。
 
佐藤:会社のコンセプト、マニフェストにもあるんですけれども、生命保険事業を運営する中でも正直に経営するっていうところはずっと言い続けているんですね。なので、それは生命保険業においても、採用においても、日々の仕事においても、例えば採用の場面で学生との対話についてでも、何事においても正直にっていうところはかなり経営陣もずっと同じことを言い続けているんですよね。なので、その文脈でいくと、重い課題で、いろんな選考フローで進んでいく中で、その途中経過みたいなところもリアルタイムではないですけど、昨年どんな状況だったのかっていうところは正直にって言うとちょっと表現はアレですけど、オープンにっていうことですよね。オープンにして、学生に情報を開示していこうっていうことですかね。ビジネスサイドでも生命保険の付加保険料の開示であるとかっていうことをやっていたので、それと同じ感じですよね。ブラックボックスになっているものをオープンにして信頼していただくということですね。
 
【動画フルバージョンはこちら】

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ライフネット生命保険
人事総務部長
佐藤邦彦さん

コンサルティング会社など数社を経て、現在はライフネット生命保険株式会社にて人事業務を担当する。現職では、応募者にあえて困難な課題を課す「重い課題」を導入。

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