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2017/10/07

既卒・第二新卒の就職市場の変化とUZUZカレッジ【前編】

既卒・第二新卒の就職に特化

既卒・第二新卒に特化した就職支援を行うUZUZ
創業者である今村氏自身の第二新卒の経験が、設立の背景にあります。
今、既卒・第二新卒の就職市場はどのような風が吹いているのか。
また、UZUZが取り組む職業訓練学校「UZUZカレッジ」とは?

わかること

  • ・事業内容
  • ・既卒・第二新卒市場の変化
  • ・UZUZカレッジ

今回は株式会社UZUZ 代表取締役社長 今村邦之氏をゲストとしてお招きし、「既卒・第二新卒の就職」について伺います。
 

杉浦:皆さんこんにちは。モザイクワーク代表、採用学研究所フェローの杉浦二郎です。
今回のゲストは株式会社UZUZ代表取締役今村邦之さんをお迎えしてお届けしたいと思います。今村さん、よろしくお願いします。
 

今村:よろしくお願いします。
 

杉浦:非常に今日は楽しみにしております。よろしくお願いします。
 

杉浦:まず最初にですね、御社の事業内容と、あと今村さんご自身の簡単なご経歴を教えていただいてもよろしいですか?
 
今村:はい、株式会社UZUZの今村と申しまして、事業内容は創業して一貫して既卒者と第二新卒者の人材紹介事業と、それに加えてその子達への教育研修の事業を行っています。
自分の経歴は鹿児島県出身でして、高校卒業してからアメリカの大学に入りまして、卒業してから帰国し最初に入社した会社を9ヶ月で短期離職して、その経験から第二新卒や既卒に対しての就職支援の会社をやりたいなというので今の会社を設立することになったという感じです。
 
【既卒・第二新卒に特化した背景(01:30~)】

杉浦:なるほど、ありがとうございます。そうなりますと、今現在既卒第二新卒に特化をされてサービスを提供されていらっしゃると言うところだと思うのですが、そこに特化したバックボーンというのはご自身のご経験が割と大きい影響を与えているということでしょうか?
 
今村:そうですね、自分はまさかこの仕事をするとはというのは全く思っていなかったのですが、自分が結構新卒の就職活動に全然困らなくて超売り手市場だったんです、僕の時。で、入社できて「就職って結構簡単なんやな」って思って。
で入社して9ヶ月でちょっと、労働時間も結構長くてその中で自分も体を壊して入院して退職という形だったんですけれど。そうすると、退職したけれど気持ちとしてはまだまだもう一回20代駆け抜けて行きたいという気持ちがあったんですが、面接受けたらどの企業も一年前までは「来い来い来い来い」と言っていた企業が9ヶ月で辞めたら、しかも病気持ちってなると「え、ちょっとそういう人は…」と大分就職市場で敬遠されるという経験があって、これは何かおかしいなと思ってですね、自分の今の会社の設立に至ったという感じです。
 
杉浦:なるほど。ちなみに設立は何年に?
 
今村:設立は2012年の2月です。今ちょうど6期目に入って。
 
杉浦:だいたい年間で何名くらいの既卒第二新卒の方たちのサポートをされていらっしゃるのでしょうか?
 
今村:面談して、その面談だけで言うと毎月500人くらい面談するんじゃないですかね?
 
杉浦:毎月ですか?
 
今村:毎月500人くらいは面談していると思います。登録だけだったらそれこそ2000人とかそれくらいの数字だったと思います。
 
杉浦:でしたら毎日数十人単位で人が来るとか…
 
今村:そうですね。
 
【既卒・第二新卒市場の変化(03:30~)】

杉浦:実際その6期目、この五年ちょっとやられていてこの既卒第二新卒市場に対しての変化ですとか、もちろん来る学生、来る既卒者本人の変化もありますけれども、このマーケットの変化ですとか既卒第二新卒に対する企業側の目線ですとかそのあたりの変化ってお感じになることがありますか?
 
今村:そうですね、人よりも変化が大きいのは企業の方がものすごくわかりやすく大きくて。
どのぐらい違うかというと自分たちが始めた時って2012年ってリーマンが終わって人材業界だけで言うと一番搾りこんで最底になったということがあったんですが、そこから登ってくる直前に僕がたまたま起業していて、なのでまず昔は絶対フリーターとかもしくは短期離職者いらないって企業が圧倒的に多かったんですけれど、今はどちらかというと少しはそういった方たちを採用の候補に入れようかという企業数が増えたりとか、ビジネス的に言うと紹介するとその手数料みたいなところも昔がすごく「こんなに人に払えない」と。
極端な話ですけれど、というくらい金額が低かったのが今の人材不足の流れだとすごく金額も上がっていっているみたいなところはわかりやすくあると思います。
 

杉浦:結構マーケットに左右されてしまうところが大きいなと、時給関係とか?
 
今村:そうですね。大分変化が大きいなと思います。人の変化でいうと、確実に「これが減ったな」というのだと、「稼ぎたい」というのを明言している人は減ったと思います。
昔はもっといた気がします。
 
杉浦:逆にどんな希望が多いんですか?
 
今村:働きやすさをメッセージとして話す人がすごく多くて。
昔、僕がやっていた5年前とかは仕事ってちょっとキツけれどしっかりお金を稼いで、それを将来的には出世してから自分の家族のためにみたいな考え方を持っていた方たちが多かったんですけれど…仕事の捉え方がそうというか。
今はどちらかというと、自分がその会社のなかに入っていたらどういう環境で受け入れてくれるかとか、どれだけ長期で自分の理想に近づけるように働いていけるのか、みたいな考え方を持っている方たちがすごく多いと思います。
 
【勤務経験を積める場所を作るために(06:07~)】

杉浦:実は今日私個人が非常に楽しみにしていた一つとしては、これは採用tvとなっていて基本的には新卒採用中心の話が多いのですけれども、今後新卒採用という考え方そのものがどんどん薄らいでいくというかですね、個人的にはそこはあまりこだわらなくていいんじゃないかと思っているんですよね。
冷静に考えると、4年なり6年なり大学生活をやりました、3/31まで大学生だったのに4/1からいきなり社会人として頑張りなさいと、これ気持ちがついて行かないと思うんですよね。
で、もう一つは留学とかボランティアですとかNPOの活動もそうですけれど、学外の活動ももっともっとやっていきたいという人も増えて来ていますし、起業したいなんていう子とか、一方で就職活動もなんだかんだ長期戦になりつつあって、もう3年生入った途端にほぼ就活みたいな。
そう考えていくと、卒業してから就職活動をするとか、卒業してからNPOをやる・ボランティアをやる、自分で起業を一回してみるとか、それを経験してから就職するという姿が全然当たり前の世の中になっていくんじゃないかなと個人的には思っている中で、既卒第二新卒に特化されている御社の活動というのは非常に私としてもワクワクしているところがあってですね、もっとその世界観が当たり前のように広がっていくといいなと思っているのですけれども、逆に今ご苦労されているところですとか、なかなか進まないとかもしあれば少しポイントを教えていただきたいのですけれども。

今村:飛躍しすぎちゃうかもしれませんけれども、まさにおっしゃっているところだと、早く進めたいのは自分たちのカレッジで勤務経験を積ませるっていうのを実現したくてそれに向けて頑張っているんですけれども、どういう流れかというと、既卒者や院卒者がそのうち評価される時代が来ると思っていて、アメリカのタイムマシーンじゃないですけど、降りてくるように基本はインターンシップという勤務経験を重視しようという企業が今から増えると思っていて、その一環として大学3年生に向けての新卒採用の企業戦略やインターンシップ導入というのをすごく後押しする企業さん多いじゃないですか。
それが関わってくると、多分、マーケット的には既卒でも院卒でもしっかりとした勤務経験が多少あれば学歴問わず受け入れっていうような、性別とか大学に関わらない時代が来ると思うんです。
自分の中で早く進めたいのは、自分たちの既卒者第二新卒者の教育機関としてのUZUZカレッジの中で学ぶことに合わせてプラスアルファで、例えばどこからか受託した仕事をその人たちにやってもらって、そのカレッジ内で職務経験がつけられるようになると、ますます企業さんから見たときにただ勉強していただけじゃなくて、勤務経験もあってお金も稼いだんだ、じゃあ採用は上がるかなっていうようなものが来ると思って、いまUZUZカレッジの学びながら働く学校を作るっていうのが僕らのポリシーなんですけれど、そのポリシーに向かってやっていくのがすごく試行錯誤の苦労が多いですね。
 
【UZUZカレッジ(09:36~)】

杉浦:UZUZカレッジについて少し教えていただきたいのですけれども。
具体的にどれくらいの期間やっていらっしゃるのかとか、人数ですとか。そのあたり詳しく教えていただいてもよろしいですか?
 
今村:UZUZカレッジ自体は丁度1年半前くらいからスタートしまして、最初は入校が月にあって10名だったんですが、今はだいたい毎月多い月で80名から100名くらいの人たちが入校してくるんですけれど、何をやっているのかというと、コースがありまして、プログラミングを勉強しようとか、あとはネットワークエンジニアの勉強をしようとか、営業を勉強しようとかコースを選択するんです。
期間としては4週間から長い人で8週間なんですが、その期間本当に学校みたいに毎日4コマ10時~17時まで、チャイムもなるんですけど。「キーンコーンカーンコーン」って、「ああ、そろそろ始まるわ」って。
その中で重要視している方針が3つあって、一つが専門学校として特定の知識を有するように講師がついてレクチャーしていくこと、もう一つがただレクチャー受けただけでなくてしっかりと出口まである就職支援の会社であること、で、最後が大学のサークルのノリであることを意識していて、その三つの空間を僕たちの会社ではずっと作り込んでいるような状態です。
 
杉浦:そうなるとUZUZカレッジに在学している方たちというのは、大学生と既卒の方両方いらっしゃる?
 
今村:いえ、既卒者第二新卒者だけです。
 
杉浦:それはもう限定なんですね。
 
今村:はい、限定です。
 
杉浦:実際にそこである種、職業訓練じゃないですけどもそこである程度のマインドとスキルを養って送り出すと。
 
今村:そうです。
 
杉浦:実際にこの受講者の方たちの意欲ですとか、習得のモチベーションというところはどうですか?高いですか?
 
今村:そうですね、習得のモチベーションは高いというか、しっかりとした環境を用意してあげれば誰しもがある一定水準まで行くだろうという捉え方をしているんです。
というのも、大学の頃って就活の時に「お前どこの会社受けるの?俺メーカー」みたいな、「俺金融系受けてんだよね」とか、結構そういうどの業界受けているの話とか何次選考までいっているのとか話するじゃないですか。
でも既卒者になると、大学卒業しているんで基本家とバイトじゃないですか。
第二新卒者の場合だと短期離職しているんで、同級生の友達ともはなさないんですよ。
やっぱり負い目を感じているので。
そうなると元々はハイパフォーマンス出せる人でも、失礼な話ですがいいん?が長すぎると一時的に脳がボケるって僕は表現しているのですけれど、みんな同じ状態という中でカレッジの中でレクチャーや宿題があったり、テストもあるので、その中でみんなが勉強しなくちゃって、皆就職するのがゴールなので面接採択とか企業調査とかしてもらって、最後にサークルのノリがあるので、一緒にランチいくぞとかいうような空間さえあれば、だんだん皆本当にいつ就職してもおかしくない状態まで4週間経過したところで上がって来るので、それがあるのが大きいので、環境というのはどちらかというと…。
 
杉浦:確かに夏休み1週間とったあと、結構使い物にならないですからね。
それが仮に何ヶ月となった場合でしたら、ほぼ同じくらいの時間までもしかしたら掛かるかもしれないけれども、逆に言えば、簡単に変わってしまうっていう話ですよね。
4週間だったりとか、場合によっては2ヶ月とかそれくらいの話で簡単に戻ってしまうと。
でUZUZカレッジでいろいろインストールしながらっていうことですよね。
 
今村:そうですね。
その人が就職するのがゴールじゃなくて、就職して長期でパファーマンスを出すとか、理想を実現するとか、そこがゴールだと思うんですけど、そこに対して意欲的に走る理由って親だったっていう人もいますし、講師とか先生だったとかいうケースもありますけれど、僕のところでたまに聞こえるのが同級生とか同じ環境の人っていうのがすごく同期係数?の中で重要視されていると思っていて、それを就職はこうあるべきだとか働いたらこういうメリットがあるとかいうふうに謳うのは、年をとった人が言うのは簡単なんですけど、実際本人がどのタイミングに気づき得るのかっていったら、やっぱり同輩関係がすごく重要だと思っているので、僕たちはそういう作り込みを意識しているという感じですね。
 
杉浦:やはり同じ思いを持っている、同じ境遇をもっているということって結構大事ですよね。そこでの結びつきって極めて強いものになっていきますよね。
後編に続く
 
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株式会社UZUZ
代表取締役社長
今村邦之さん

1987年生まれ。米国アラバマ州立大学ハンツビル校を卒業後、新卒で入社したベンチャー企業を9か月で早期退職。
その後、転職したUZUZの前任の人材会社がリーマンショックの煽りもあり倒産寸前に。
潰すくらいなら、と当時の社長にサービスの継承を申し込み、UZUZを創業。
「若者がウズウズ働ける世の中をつくる。」をビジョンを掲げ、第二新卒・既卒・フリーターに特化した就活サポート事業を行う。
6期目の現在では売上を約10倍に拡大するなど急成長を遂げている。

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